専業主婦の時給換算はいくら?フリーランスを選ぶことに

はじめのソニー生命の調査では、家事育児を時給換算した結果も紹介されていますが、家事育児を行い家族をサポートする専業主婦も対価が出ないだけで一つの「仕事」と言えます。

出所:ソニー生命株式会社「女性の活躍に関する調査2022」

たとえば「(未就学児の)育児・世話」は時給1847円、「(小学生以上の子どもの)育児・世話」は1542円、「PTA活動」は1441円、「食事の準備・後片付け」が1233円、「掃除・洗濯」は1060円などとなっています。

転勤帯同のため産前に退職した筆者は、一旦専業主婦になったものの、以前から希望していた職種に就くために第一子の産後9カ月でフリーランスとして仕事を開始しました。

当時は引っ越ししたての慣れない土地で、近くに頼る人も知り合いもおらず、はじめての育児に翻弄される日々。

まずは3年と目標を決め、はじめは子どもの昼寝中や夜、休日に仕事をしていました。

在宅フリーランスは育児をしながら仕事ができるというメリットがありますが、その反面オンとオフが曖昧になったり、仕事を詰め込みすぎてしまったりする場合もあります。

ただでさえ育児で寝不足なのに、さらに睡眠時間を削るのは良くないと気付き、途中からは仕事をコントロールするように。

第二子、第三子の出産も経て10年ほどフリーランスを続け、その後パート、正社員と働き方を変えながらも仕事を続けています。