厚生労働省によれば、2021年は共働き世帯が1247万世帯、専業主婦世帯は566万世帯でした。

出所:厚生労働省「令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-(本文)」(2022年9月16日公表)

共働きが主流となった現代。「共働きが当たり前」という価値観になりがちですが、それでも働き方に悩むのが妊娠中~小学生までのお子さんをもつ女性でしょう。

ソニー生命保険株式会社が全国の20歳~69歳の女性1000名に行った「女性の活躍に関する意識調査2022」によれば、働く女性の中で「本当は専業主婦になりたい」と思う方は20歳代が最多で、43.2%にもなりました(2022年11月1日公表)。

出所:ソニー生命株式会社「女性の活躍に関する調査2022」

グラフをみると分かる通り、専業主婦になりたくないと考えているのは50~60代が多くなっています。

つまり、共働きが主流の現代であっても、育児との両立に悩んでいる女性は多いとわかりますね。

園児から小学生までの子が3人いる筆者も、子どもが小さいころは特に働き方に悩みました。

今回は3人育児をしながら働き方を変えつつ仕事を続けてきた筆者が感じた仕事と育児の両立についてご紹介します。