厚生労働省によれば、2021年は共働き世帯が1247万世帯、専業主婦世帯は566万世帯でした。
共働きが主流となった現代。「共働きが当たり前」という価値観になりがちですが、それでも働き方に悩むのが妊娠中~小学生までのお子さんをもつ女性でしょう。
ソニー生命保険株式会社が全国の20歳~69歳の女性1000名に行った「女性の活躍に関する意識調査2022」によれば、働く女性の中で「本当は専業主婦になりたい」と思う方は20歳代が最多で、43.2%にもなりました(2022年11月1日公表)。
グラフをみると分かる通り、専業主婦になりたくないと考えているのは50~60代が多くなっています。
つまり、共働きが主流の現代であっても、育児との両立に悩んでいる女性は多いとわかりますね。
園児から小学生までの子が3人いる筆者も、子どもが小さいころは特に働き方に悩みました。
今回は3人育児をしながら働き方を変えつつ仕事を続けてきた筆者が感じた仕事と育児の両立についてご紹介します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。