クリスマスローズの育て方

植え付け

クリスマスローズは開花株、開花見込み株から育てるのが手軽でオススメ。植え付けの適期は10~3月です。軽めに根をほぐして、水はけのよい土に植え替えます。

種から育てることもできますが、花が咲くまでに2年以上の月日が必要です。栽培に慣れてきたらチャレンジしてみるのもよいでしょう。

日当たり

Claudia Cooper/istockphoto.com

クリスマスローズの栽培適所は半日陰から明るい日陰。高温や強い日差しは苦手なので、このような場所は避けるようにします。

地植えの場合は落葉樹の根元も生育場所に適しています。葉が夏の日差しを遮り、秋には葉を落として光を届けてくれます。

水やり

地植えの場合は基本的に水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、生育期の10~5月まで土が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。

クリスマスローズは基本的に過湿が苦手。特に梅雨時期の長雨に当たらないように注意しましょう。初心者は鉢植えにして、移動できるようにしておくと管理がしやすくオススメです。

Natalia Greeske/istockphoto.com

花ガラ摘み

種を採取する予定がない場合は、花が種を作る前に早めに摘み取っておくのがオススメ。種をたくさん作るために栄養が使われると、株自体が弱ってしまうこともあります。

クリスマスローズの開花期は3月までなので、3月下旬から4月初旬が花ガラ摘みの目安です。花の色が褪せてきたら、株元から3~5センチ残してカットします。

植え替え

地植えの場合、基本的に植え替えの必要はありません。鉢植えの場合は、毎年植え替えるのが理想的です。生長も早いため、大きめの鉢に植え替えるようにしましょう。植え替えは花が咲く前の秋~初冬の頃が適しています。

寄せ植えにしてもステキ!

Natalia Greeske/shutterstock.com

株分け

クリスマスローズは植え付けから数年経って大株になったら株分けできます。株分けに適した時期は10~1月です。ひと株に3芽以上つくように、切り分けましょう。