冬の貴婦人「クリスマスローズ」とは

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  • キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
  • 常緑多年草
  • 開花期:1~3月
  • 草丈:10~50センチ
  • 参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

「冬の貴婦人」「冬の女王」とも呼ばれるクリスマスローズは、その気品のある美しさで人気の多年草です。品種が大変多く、花の咲き方から模様まで、さまざまな種類があります。好みの花を選ぶのも楽しみのひとつといえるでしょう。

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クリスマスローズは大きく分けて、無茎種と有茎種にわかれます。無茎種は、葉と花が根から別々に伸びるタイプ。有茎種は茎に葉がつき、茎の先に花がつくタイプ。花の種類が多いオリエンタリス系は無茎種です。

実生苗とメリクロン苗

市販されているクリスマスローズの苗のほとんどは実生苗です。実生苗とは種から育てたクリスマスローズのこと。

同じ親からできた種で育てられているとはいえ、形や花色、模様に個体差が生じます。花が咲くまで、どのような花が咲くのかわからないところが実生苗の特徴であり、おもしろさとも言えます。

一方、メリクロン苗は新芽から組織培養して増やした苗のこと。元の苗と同じ色や形の花が咲くので、好みの花を選びたい人にオススメです。

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開花株と開花見込み株

開花株は花が咲いている状態の苗です。園芸店では12月頃から出回り始めます。開花見込み株とは、販売時点では花が咲いていないものの、近々に花の開花が見込まれる3年生苗です。

その他にも、やや小さめの2年生のポット苗が販売されていることもあります。2年生苗は今年は開花する可能性が低いため、来年以降の開花をじっくりと待ちましょう。