2022年11月8日、政府が後期高齢者医療制度の保険料について、上限の66万円を80万円に引き上げる方針であることが、複数メディアにより報道されました。

後期高齢者医療制度とは、原則75歳以上が加入する公的な健康保険制度です。

年金生活に入った高齢者が多く、その保険料負担は決して軽くありません。一方で、高齢者の医療費はここ数年右肩上がりとなり、その財源をカバーする現役世代の負担も高まっています。

制度の概要を見ていきましょう。