介護費用が上限を超えるケースとは
介護の自己負担には「高額介護サービス費」という1ヶ月あたりの上限があります。しかし、例外もあるのです。
高額介護サービス費の例外
- 介護保険適用外のサービス利用費
- 福祉用具購入費
- 住宅改修費
- 施設の居住費や食費
- 利用限度額を超えた費用 など
Aさんの場合、実際に次の費用がかかりました。
- 転倒防止のための手すりの設置費用
- 入浴用品の購入費(足の高い椅子など)
- 週に3回、シルバー人材センターに来てもらい家事を援助してもらう費用
介護の始まりには、介護度に応じたケアプランをケアマネージャーさんが作成してくれます。もちろん限度額の範囲内にて、プランを立てることが基本です。
しかし、Aさんの場合は同居の家族がおらず、施設への入居も難しかったため、平日に1度は誰かにお世話になろうと思うと、とても介護保険だけでは足りませんでした。
結果、以前からお世話になっているシルバー人材センターの方にお世話になることになったのです。
介護保険を優先し、足りない分をシルバーさんにお願いするイメージです。