まとめにかえて

奨学金を借りている大学生は思ったよりも多いと感じた方もいるのではないでしょうか。

2022年10月には夫婦どちらかが目安年収1200万円以上の世帯で児童手当が廃止となりましたが、高年収の世帯であっても、奨学金を借りている世帯が一定数いることがわかりました。

ご家庭によってお子さんの人数や持病・障害の有無、夫婦の働き方など、事情は異なるもの。世帯年収が高くても児童手当のような手当や奨学金を必要とするご家庭もあるでしょう。

子どもの進学の夢を叶えるための支えともなる奨学金。一方で、いざ返済となりその大変さに気付くこともあります。大切な選択肢の一つとしながらも、返済まで考えて検討しましょう。

参考資料

宮野 茉莉子