株式会社WDCは2022年10月27日、「保険と資産運用に関するアンケート調査」の結果を公表しました。それによると、20〜40歳代の独身女性について、資産運用のなかでもつみたてNISAをしている人が多いことがわかりました。

そこで今回はこの調査結果を詳しく見ていきます。

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1. 20~40歳代の独身女性「つみたてNISA」「株式投資」が多く

今回の調査概要は下記の通り。

  • 対象者:全国・20歳~49歳・未婚・子どもなし・女性・以下の職業
  • 会社勤務(一般社員) / 専門職(弁護士・税理士等の法務経営の専門職) / 会社勤務(管理職) / 専門職(医師等の医療関連の専門職) / 会社経営(経営者・役員) / 公務員・教職員・非営利団体職員 / 自営業(商工サービス)
  • サンプル数:300人
  • 調査期間:2022/10/5
  • 調査方法:Webアンケート
  • 調査機関:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した自社調査

調査では、資産運用で実施しているものを複数回答ありで質問しました。その結果は下記の通り。

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出所:株式会社WDC「保険と資産運用に関するアンケート調査」(2022年10月27日)

出所:株式会社WDC「保険と資産運用に関するアンケート調査」(2022年10月27日)

  • つみたてNISA:21.33%
  • NISA:12.33%
  • 株式投資:11.33%
  • iDeCo:11.00%
  • 何もしていない:53.67% など

「つみたてNISA」が最も多く21.33%、次いで「NISA(12.33%)」、「株式投資(11.33%)」の順となりました。

一方で資産運用については「何もしていない」と回答した方が53.67%となり、半数以上は資産運用をできていない点は気になるところです。

2. 20~40歳代の独身女性「年代別」で資産運用のデータを見る

次に、年代別に資産運用状況を見ていきましょう。

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出所:株式会社WDC「保険と資産運用に関するアンケート調査」(2022年10月27日)

出所:株式会社WDC「保険と資産運用に関するアンケート調査」(2022年10月27日)

2.1 20歳代の資産運用実施状況

  • つみたてNISA:27.00%
  • NISA:8.00%
  • 株式投資:9.00%
  • iDeCo:9.00%
  • 何もしていない:52.00% など
  • 30歳代の資産運用実施状況
  • つみたてNISA:19.00%
  • NISA:16.00%
  • 株式投資:10.00%
  • iDeCo:11.00%
  • 何もしていない:54.00% など
  • 40歳代の資産運用実施状況
  • つみたてNISA:18.00%
  • NISA:13.00%
  • 株式投資:15.00%
  • iDeCo:13.00%
  • 何もしていない:55.00% など

「何もしていない」と回答した方の割合は年齢に比例して高くなっています。

また、30歳代、40歳代では「NISA」「株式投資」など、選択する方法が分散しているのに対し、20歳代では「つみたてNISA」を選択する方の割合が圧倒的に多くなっています。

長期積立投資でリスク分散したいという意向が伺える結果となりました。

3. つみたてNISAの特徴とは

つみたてNISAは金融庁が厳選した金融商品の中から自分で選び、毎月一定額を買い付けていくものです。

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出所:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

出所:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

つみたてNISA制度のメリットは、通常は運用益に20.315%かかる税金が年40万円まで、最長20年間非課税になるところです。

金融庁によると、つみたてNISAの商品は全部で215本。以下のように種類が分かれています。

  • 指定インデックス投資信託:185本
  • 指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):23本
  • 上場株式投資信託(ETF):7本

出所:金融庁「つみたてNISAの対象商品」(2022年8月18日時点)

最も多い「インデックス投資信託」とは、日本株式ならTOPIXや日経平均、米国株式ならNYダウ、世界株式ならMSCI指数といった株価指数などのベンチマーク(指標)に連動する運用成績を目指す投資信託を指します。

一方、アクティブ運用投信はベンチマークを上回る運用成績を目指すもので、手数料も高めです。初心者の方におすすめなのはインデックス投信でしょう。

4. つみたてNISAやiDeCoも視野に貯蓄を

今回は、20〜40歳代の独身女性について、資産運用に関する調査結果をみてきました。

相次ぐ値上げや円安などの影響もあってか、特に若年層で貯蓄への意識が高まっていることがわかりました。

調査結果でもあったつみたてNISAやiDeCoは、少額からでもはじめられるので投資初心者にとってはおすすめの制度でしょう。ただ、リスクがあるのも事実。興味はあるけどはじめるのが不安な人は、こうした仕組みをじっくり調べる時間を作るといいでしょう。

参考資料

齊藤 慧