どのような70歳代を暮らすか、老後の人生設計を
今回は70歳代の貯蓄と年収を確認しましたが、70歳代で貯蓄に不安を感じる方もいれば、年金に頼る必要がないくらい稼ぐ方もいます。
ただ70歳代以上になると健康や体力によるところも大きく、そもそも雇ってもらえるのか、また70歳代からは好きなことをして過ごしたいという方もいるでしょう。
60歳代はまだ働ける可能性もありますが、70歳代以上になると「働く」という選択肢の個人差が非常に大きくなります。
働く選択肢が無くなる場合には、それ相応の貯蓄や年金、不労所得などが必要でしょう。
自分はどのような70歳代を過ごしたいか、今回の統計を機に考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書(2025年3月16日更新)