日本の平均年収はどのくらいか

先述の通り、貯蓄への意識が高まっていることがわかりました。相次ぐ物価上昇の影響もあるでしょうが、さらに日本の年収が実はここ10年で大きく増えていないことも、その一因かもしれません。

国税庁の最新データより、日本の平均年収の推移も見てみましょう。

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

日本の平均年収の推移

  • 2011年:409万円
  • 2012年:408万円
  • 2013年:414万円
  • 2014年:415万円
  • 2015年:420万円
  • 2016年:422万円
  • 2017年:432万円
  • 2018年:441万円
  • 2019年:436万円
  • 2020年:433万円
  • 2021年:443万円

上記の通り、日本の平均年収はここ10年で400万円台前半にとどまっています。