住宅ローン「フラット35利用者」50歳代以上が初の2割超。その推移は

同調査によれば、2021年度のフラット35利用者の年齢ごとの割合は以下の通り。

フラット35(買取型)またはフラット35(保証型)利用者の年齢

平均年齢41.5歳

  • 30歳未満:14.1%
  • 30歳代:36.2%
  • 40歳代:26.5%
  • 50歳代:14.1%
  • 60歳以上:9.0%

50歳代以上の割合は今回23.1%と、2004年度の調査開始以来はじめて2割を超えました。

2011年度からの10年間の推移をみると、「30歳未満」は変わらず14~15%ですが、「30歳代」は52.1%から36.2%へ15ポイント以上下がっています。

一方で「40歳代」は約5ポイント増え、「50歳代」は約6ポイント増、「60歳以上」は約4ポイント増となりました。

本来、住宅ローンの利用者の中心的な年齢層である30歳代が年々減少し、それ以上の年代で増加しているのがわかります。