団塊ジュニアが苦悩する「2025年問題」
社会的に見ても、高齢化で起こりうるさまざまな問題が浮き彫りになっています。
厚生労働省の「令和3年度 医療費の動向」によると、2021年度の一人当たり医療費は35万2000円である一方、75歳以上の医療費は93万9000円。
こうした医療費は現役世代からの拠出金や税金でも支える構造のため、現役世代の負担は高まります。
一方、個人単位で見ても厳しい局面があります。団塊ジュニアと呼ばれる方たちは、親が後期高齢者にさしかかるにつれ、苦しい選択を迫られることもあります。