富裕層特有の「自然とお金が貯まる」行動と思考3選資産1億円以上の富裕層は何割いるか

1. 富裕層特有の「自然とお金が貯まる」特徴は？

まずは富裕層が行う、どんどんお金が貯まる思考をご紹介します。

富裕層の方は「時間」を無駄にしません。「Time is money」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、まさにそれです。

たとえば「通勤時間」ですが、富裕層は家賃が安いからという理由で通勤に何時間もかけることを好みません。

通勤時間が1時間の人は、月に20日働くとすると月20時間、1年に換算するとおよそ240時間かかります。

もちろん通勤時間中にできることもありますが、やはり限りはありますよね。自由に使えるその1時間で、ビジネスや自身のスキルアップ、休息や家族との時間などに時間を使っている方も多いのです。

このように富裕層はときに時間をお金で買うこともします。それだけ時間と「時間の使い方」を重視していると言えるでしょう。

先ほどの「時間」にも関連しますが、富裕層の方は「決断力」とその速さも重視しています。

物事一つ決めるにしても、「でも、やっぱり」など結論を出さない理由ばかりを並べたり、先延ばしにしたりする方も多いですよね。富裕層はそれでは大きな機会損失につながると考えています。

富裕層は挑戦の数も多く、これまで失敗も経験していることから、自身の判断力にも自身をもっています。失敗したとしてもそこから学び次へ活かす力があるため、「即断・即決・即行動」という考えが自然と身についているように感じました。

富裕層の最後の特徴は、物事を長期的な目線で考えるという点です。

目先の損得にとらわれず、最終的に自分に利があるのであれば積極的に先行投資を行います。

先程の通勤時間に関しても、家賃の安さという目先の費用だけでなく、できた時間から生み出せるものを長い目で見て判断していますよね。

彼らは「投資」という視点ももっており、実際に資産運用も行います。

投資にはリスクがつきものですが、しっかり情報収集をして大きく負けるような投資はしないものの、ある程度のリスクはとって「今」ではなく「先」の成長を考えます。

投資の視点を身につけるのは難しいですが、リスクや損ばかり考えるのではなく、長い目でみて、総合的に考えることは大切でしょう。