文部科学省は大学や短大、専門学校などに通う学生に対する修学支援、いわゆる「大学無償化」の対象について、子どもが3人以上いる多子世帯へ広げる方針だと各種メディアで報じられました。

これまで大学無償化の対象は、住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯で学ぶ意欲がある学生でしたが、2024年をめどに拡大の予定とのことです。

子育て世帯にとって最も負担が大きくなる、大学などの教育費。

多子世帯では有難い制度である一方で、所得制限などいくつかの制限が考えられることへの疑問や、子どもが1人や2人の世帯でも教育費の負担は大きいという声もあるでしょう。

今回は大学無償化制度を確認しながら、日本の子育て世帯数も見ていきます。