年収1000万円台の世帯の割合をチェック
ここまで、高年収世帯の読書に関する調査結果について解説してきました。
ここからは、年収1000万円台の世帯はどのくらいかを見ていきましょう。厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」を参考にします。
所得金額階級別に世帯数の相対度数分布をみると、「300~400万円未満」が13.4%、「200~300万円未満」が13.3%、「100~200万円未満」が13.1%と多くなっています。
中央値(所得を低いものから高いものへと順に並べて2等分する境界値)は440万円であり、平均所得金額(564万3000円)以下の割合は61.5%となっています。
また、年収1000~1100万円未満はわずか2.7%です。上記のデータも踏まえると、年収1000万円は確かに高収入と言えそうですね。