株式会社オトバンクは2022年10月19日、高世帯年収層と平均世帯年収層の読書事情に関する比較調査の結果を公表しました。それによると、高世帯年収層の6割以上は月に1冊以上読書することがわかりました。

また、高世帯年収層はビジネス書をよく読む人が平均世帯年収層の1.6倍多いようです。

そこで今回はこの調査結果を詳しくチェック。そのうえで、世帯年収が1000万円の人の割合も確認していきましょう。

年収1000万円以上「高年収世帯」は読書週間がある

今回の調査の概要は下記の通り。

  • 調査期間:2022年9月12日
  • 調査機関:アイブリッジ株式会社
  • 調査対象:20〜69歳以上の男女(①世帯年収1000万円以上、②世帯年収500〜600万円)
  • 有効回答数:①400名、②400名(合計800名)
  • 調査方法:インターネット調査

同調査では、世帯年収1000万円以上を「高世帯年収層」、年収500~600万円未満を「平均世帯年収層」と定義しました。

高世帯年収層と平均世帯年収層とで、1ヶ月の読書量(冊数)を調査すると、「読まない(0冊)」という人がどちらも最多という結果でした。

出所:株式会社オトバンク

一方、月に1冊以上読書している人に着目すると、高世帯年収層では63%、平均世帯年収層で50%です。高世帯年収層の方が本を読む習慣がある人が約1.3倍多いことがわかりました。