【大学学費】私立大学の授業料と入学料の30年間の推移はいくらか

私立大学の推移も確認しましょう。

出所:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」をもとに筆者作成

私立大学も平均額になりますが、授業料は1987年の51万7395円から2017年の90万93円へ、入学料は24万5263円から25万2030円へ上がっています。

ただし、入学料は1999(平成11)年に29万815円まで上がったものの、それ以降は徐々に減少し、25万円台まで下がってきています。

2017年は国公立大学に比べると、私立大学のほうが入学料は低いのですね。

しかし、その後も授業料は年々増加し、2021年は93万943円まで上がっています。ちなみに入学料は24万5951円と引き続き減少傾向にあります。

2017年から2021年のたった4年間でも、私立大学の授業料は平均で約3万円も上がっています。