2. 専業主婦は国民年金の第3号被保険者
日本の年金制度は国民年金(基礎年金)と厚生年金の2階建て構造になっています。
20~60歳未満の誰もが加入する国民年金と違い、2階の厚生年金には会社員や公務員等しか加入できません。
また、国民年金はさらに3つの種類に分けることができます。
- 第1号被保険者:自営業など。国民年金保険料を毎月納める
- 第2号被保険者:公務員や会社員など。国民年金を含む厚生年金保険料を給与天引きで納める
- 第3号被保険者:第2号被保険者に扶養される専業主婦など。保険料の支払い義務なし
このように、第3号被保険者は保険料を支払う必要がありません。それでも将来は年金を受給する資格が得られるため、「ずるい」と批判されることもあるのです。
2022年度の国民年金保険料は1万6590円。厚生年金加入者は厚生年金保険料も納めているため、支払いが免除される立場に対し、このような感情を抱いてしまうのかもしれません。
しかし、こちらもまた誤解なのです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)