子育て中「フリーランスで働く」メリット・デメリット
最近ではライターやwebデザイナー、プログラマーなどでフリーランスとして働く女性も増えつつあります。
フリーランスとは、会社に所属せずに独立し、仕事に応じて自身の専門知識やスキルで仕事を受けて対価を得る人々のことを言います。
今回は在宅フリーランスの場合のメリット・デメリットを紹介します。
フリーランスのメリット1.行事に合わせて仕事を調整しやすい
在宅で仕事をするフリーランスであれば、自分で仕事時間を調整できます。そのため、子どもの行事への参加や習い事の送迎などもでき、育児と両立しやすいでしょう。
フリーランスのメリット2.子どもが風邪を引いても仕事が可能
パートの場合は出社が多いので、子どもが風邪を引いたら仕事を休むことになります。しかし在宅であれば、大変ではありますが看病しながらの仕事も可能です。
また、納期が週明けであれば週末に仕事をするといった仕事時間の調整も可能です。
フリーランスのメリット3.キャリア形成しやすい
フリーランスは専門的なスキルや知識を身につけているため、希望の職種で仕事を続けられます。場合によっては収入を大幅に増やしたり、正社員に転換できることもあるでしょう。
フリーランスのデメリット1.収入が不安定
企業側の都合によって急に仕事がなくなることも多く、自分で新たに仕事を探し続ける必要があります。収入面では不安定でしょう。
フリーランスのデメリット2.有給や産休はない
会社員であれば風邪を引けば休みが取れますし、産休制度もあります。
しかしフリーランスに有給はなく、体調を崩せば納期に間に合わない、仕事自体ができないということもあります。
理解ある会社も多いですが、フリーランスという立場では仕事で穴を開けることに不安もあるもの。無理をして仕事をする方もいます。
また、産休はないので産後に長期間休みたければ、一旦契約が打ち切りになることもあります。そのため産後あまり休まずに仕事を続ける方もいますし、一度休んでまた一から仕事をとる方もいます。
フリーランスのデメリット3.すべて自分で行う必要がある
仕事やお金、保障まで、すべて自分で行うのがフリーランスです。
仕事については本業の仕事だけでなく、自ら仕事を探す営業活動やスケジュール管理、事務作業、確定申告等も行います。
仕事を入れすぎて体調を崩す方もいるので、プライベートまで考える自己管理能力が求められます。また会社のように上司に教えてもらう機会も少ないので、自ら情報収集をしながらスキルアップやキャリアを考える必要があるでしょう。
また会社員やパートであれば社会保険に加入できますが、フリーランスは国民年金・国民健康保険になります。老後や万が一の時の備えが少ないため、早くから自身で備えることになります。人によって向き・不向きがあるでしょう。