子育て中「パートで働く」メリット・デメリット

次に、パートで働くメリット・デメリットを見ていきましょう。

パートのメリット1. 急な休みにも対応しやすい

パートで働くのは休みが取りやすいから、という方も多いのではないでしょうか。

いざ子どもが入園しても毎月熱を出したり、行事や面談、役員、PTAなどがあり、育児中は急な休みをとる必要がどうしてもありますよね。

パート、さらにシフト制の職場なら、比較的休みを取りやすいでしょう。

パートのメリット2.家事育児と両立しやすい

パートタイムであれば、家事育児と両立しやすいもの。

働きながらも園や学校の行事に参加したり、複数の習い事の送迎や、宿題をじっくり見てあげるなど、余裕を持って育児や家事をしやすいのはメリットです。

比較的心身の余裕も保ちやすいでしょう。

パートのメリット3.社会保険への加入も可能

2022年10月より、パートの社会保険適用が拡大されました。2024年にはさらに拡大される予定です。

出所:厚生労働省「パート・アルバイトのみなさま」

「手取りが減るから」と避ける方もいますが、社会保険に加入することで万が一の時や老後への保障が手厚くなります。育児が落ち着いてきたら加入を検討するのもいいでしょう。

社会保険加入の選択肢がある、というのはメリットの一つです。

パートのデメリット1.休みで給与が少なくなることも

パートの場合、時給制のため、休みを取ればその分の給与が少なくなってしまいます。ただ、一定の要件を満たせば有給の取得は可能です。

パートのデメリット2.キャリアが不安定になりやすい

パート先を選ぶ際、育児との両立のため勤務地や勤務日、急な休みの取りやすさ等の条件が最優先となり、希望の職種に就くことは二の次になりやすいでしょう。

なかなか希望の職種やキャリア形成に繋がる仕事には就けないことも多いですよね。

ただし、パートから正社員に転換できる場合もありますし、キャリア形成に結びつく職種もあります。職種をじっくり選んだり、子どもの成長に合わせて職種を変更したりするといいでしょう。