2022年4月から高校の家庭科で金融教育がスタートしました。「金融知識を身につけ、自分で資産形成する」という動きは若い世代を中心に今後ますます増えそうです。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2022年8月に公表した10代の金銭価格についての意識調査によると「預貯金をしている」高校生は57%、大学生等では64%で、預貯金の平均額は高校生では11万6725円、大学生等では26万7718円で前回調査よりも増加しているという結果がでています。
コロナ禍で今後の経済先行きへの不安や身の回りの相次ぐ値上げなど、将来資金への備えを意識する学生が増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、同調査の内容を確認したうえで、気になる貯蓄事情もみていきます。