3. NISAの新規買付額は40歳代が最多に
では、新規買付額は年代別でどれくらい異なるでしょうか。
日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年6月30日現在)について」をみると、新規買付額は40歳代が3600億円で最多となり、次に30歳代で3399億円、50歳代で3148億円、60歳代で2852億円でした。
口座数の差と比較すると、50~70歳代の新規買付額は多いように見えます。これはやはりこの年代で教育費や住居費などの負担がなくなり、収入も上がり貯蓄に余裕ができるからでしょう。
とはいえ、先程の口座数を見ると、つみたてNISAの少額投資、かつ分散投資といった側面が、新たに投資をはじめる層を増やしていると言えるでしょう。