2. 障害厚生年金や遺族厚生年金も手厚くなる

年金は老後にもらう「老齢年金」のほか、「障害年金」と「遺族年金」の3種類となっています。

出所:日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」

国民年金(基礎年金)だけでも、障害基礎年金や遺族基礎年金に加入しています。

さらに厚生年金に加入すれば、将来、老齢厚生年金を受給できるだけでなく、もしもの時に障害厚生年金や遺族厚生年金を受給できるようになり、保障が手厚くなります。

たとえば障害基礎年金の受給要件は「障害認定日に障害の程度が1級または2級に該当すること」となっていますが、障害厚生年金は障害の程度が1~3級に該当となり、保障の範囲も広がります。

万が一のことが起こるかは誰しもわかりませんが、障害を負ったときや遺された人への保障が手厚くなるのは心強いですよね。