小さい器のなかで木々や花々がイキイキと成長する姿が楽しめる盆栽。盆栽の奥深い世界に日本のみならず、世界中の人々が魅了されています。
盆栽は、自分好みの樹形に仕立てることができるのもおもしろいところ。盆栽初心者なら、扱いやすい小さめの木々からスタートする「ミニ盆栽」がオススメです。
そこで今回は初心者も育てやすい!魅力たっぷりのオシャレなミニ盆栽について紹介します。
【ミニ盆栽の魅力】手のひらサイズで楽しめる「和モダン」の奥深さ
木や草花、苔などを花器に植えて、植物の姿を楽しむのが盆栽の魅力。四季折々の風情を身近に感じながら、植物を思い思いに育てることができます。
ミニ盆栽は手のひらサイズの小さい鉢で、コンパクトに植物を育てて楽しむ方法。直径が5~10センチ前後の豆鉢で植物を育てます。
ミニサイズであっても盆栽であることには変わりないので、樹形を楽しんだり、花を咲かせたり、実をつけたりする木々を楽しむことができます。
盆栽に植える植物に決まりはなく、お気に入りの可愛らしい草花や木々を選んで育てるとよいでしょう。器にもこだわると、愛着がわくようになりますよ。
【ミニ盆栽の作り方】初心者には盆栽用キットもオススメ
盆栽を手軽に始めたい人は盆栽用キットを利用してみるのもオススメです。園芸店やネットショップで入手することができるので、チェックしてみるとよいでしょう。
自分で揃えて作る場合は下記を参考にしてみてくださいね。
準備するもの
- 鉢
- 鉢底ネット
- ハサミ
- ラジオペンチ
- 筒型スコップ
- 赤玉土
- 種木
- コケ
- 割りばし
- ワイヤーなど
基本の作り方
- 鉢底に鉢底ネットを敷く。幹を固定させるために、鉢底ネットにU字にワイヤーを通し、鉢の縁に出しておく。
- 鉢の底が隠れるくらいの赤玉土を入れる。土の表面は平らにならしておく。
- 種木はポットから出す前に好みの大きさにカットする。ワイヤーを枝にらせん状に巻きつけて樹形を作っておいてもよい。
- 根や土を崩さないように種木をポットから取り出して、鉢に苗木を植える。根と根の間に土が入り込むように割りばしで整える。
- ペンチを使い、ワイヤーを種木の根元に固定する。
- 水を張った器に鉢ごと浸して吸水させる。
- 土の部分に苔を貼って完成。
【ミニ盆栽の育て方】日当たりと風通しに気をつけて
ミニ盆栽は日当たりと風通しのよい場所で育てます。日中は屋外に置き、観賞したいときや世話をするときに室内に取り込むとよいでしょう。
樹木の性質や季節によっては、日陰や室内で育てるほうがよい場合もあるので、植物の特性を事前に調べておくことをオススメします。
水やりは他の植物と同様、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。ミニ盆栽はもともとの土の量が少ないため、土が乾燥しがちです。土や苔の状態を頻繁に確認しながら、水やりをおこなうようにしましょう。
ミニ盆栽の鉢は浅いため、水やりのときに土が流出しやすいのが難点です。水やりは土の上から与えるのではなく、器などに水を張って、鉢ごと浸す方法がよいでしょう。
鉢の大きさにもよりますが、浸けたら、すぐに引き上げます。水やりは難しい作業なので、回数を重ねて感覚をつかんでいきましょう。
【ミニ盆栽・その他のお手入れ】剪定や植え替えもていねいに
ミニ盆栽の植物が生長して枝が混み合ってきたら剪定をします。好みの樹形になるように、不要な枝や枯れ枝は切っていきましょう。樹形の乱れにつながりやすい交差した枝なども整理します。
剪定と同じく、植え替えも適宜おこなうようにします。ミニ盆栽は鉢が小さいため、生長すると根詰まりを起こしがちです。根詰まりは生育不良の原因になるので、数年に1回を目安に植え替えをするようにしましょう。
土の量が少ないと、土中の養分も不足しがちになります。生長に必要な養分が得られるように、適当な時期に肥料を与えることを忘れないようにしましょう。盆栽用の肥料が販売されているので活用するのもオススメです。
まとめにかえて
今回はナチュラルな魅力満載、初心者も育てやすいミニ盆栽について紹介しました。
世界中の愛好家がこぞって収集していることからもわかるように、盆栽には芸術的な価値もあり、人を引きつける奥深さがあります。
ミニ盆栽でもその奥深さは十分感じられます。小さな鉢のなかで木々が花を咲かせたり、紅葉したり、実をつけたりする様子を身近で楽しむ文化は大切にしたいもの。興味を持たれた方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。







