配偶者・恋人との年収の違いに対する考え(男性):20歳代・30歳代・40歳代

  • 相手の年収はもっと高い方が望ましい:12.7%・16.8%・14.8%
  • 相手の年収は今のまま~下がってもいい:14.5%・13.0%・11.0%
  • 相手が扶養を受けることを考えると、相手の年収は今のまま~下がってもいい:13.0%・11.1%・9.5%

女性の年収はもっと高い方がいいと考えるのは30〜40歳代に多い印象を受ける一方で、今のままか下がってもいいと考える方はどの年代も2〜3割ほど。

そのうち1割前後の方は、扶養を抜けることを考えると年収は今のままか下がってもいいと考えていることがわかります。

妻が扶養を抜けて働けば、先ほど見たように手取りや家族手当に影響するほか、家事育児の分担や内容も変わってくるでしょう。

一方で、「扶養を抜けて夫婦で協力しながらバリバリ働きたい」「育児が落ち着いたら仕事をしたい」と考える女性もいますし、便利家電やさまざまなサービスなども普及しています。

そういった方にとっては、働き方について考え直す良い機会にもなるでしょう。

まとめにかえて

女性が希望する働き方は個人によって差が大きいもの。

さまざまな制度が変わりつつある今、どのような生き方や働き方を希望しているのか、夫婦でじっくり話し合う必要性が高まっていると言えます。

参考資料

宮野 茉莉子