4. 意外に少ない年金、老後はどうすれば

実際に受給されている年金額をもとに、「月20万円以上」「10万円未満」の割合を比較してみました。

割合としては圧倒的に「10万円未満」が多いようです。実態は上述の通りですが、これだけで将来の受給額を判断することはできません。

まずは自身の年金受給額を知るために、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認する習慣をつけましょう。

一度も利用したことがない方は面倒に感じるかもしれませんが、慣れればすぐに確認できます。

もし見込額が少なく感じるなら、老後の備えが必須になるでしょう。老後資金は数十年後に必要となるお金なので、預貯金よりも運用に回す方が有利になるという考えもあります。

ただし、運用にはリスクもつきもの。必要額から逆算し、どのような方法で貯めるのかも含めてじっくり考えていきたいですね。

参考資料

太田 彩子