1. 厚生年金を月平均「20万円以上」受け取る人は何割か
さっそく、厚生労働省「令和2年後厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に20万円以上の厚生年金を受給する人の割合を確認していきましょう。
なお、厚生年金の金額には国民年金の金額も含まれています。
受給者数合計 1610万133人
- 20万円以上~21万円未満 78万1979人
- 21万円以上~22万円未満 60万7141人
- 22万円以上~23万円未満 42万5171人
- 23万円以上~24万円未満 28万9599人
- 24万円以上~25万円未満 19万4014人
- 25万円以上~26万円未満 12万3614人
- 26万円以上~27万円未満 7万6292人
- 27万円以上~28万円未満 4万5063人
- 28万円以上~29万円未満 2万2949人
- 29万円以上~30万円未満 1万951人
- 30万円以上~ 1万6721人
資料から、全体の16.1%が「20万円以上」の厚生年金を受け取っていることがわかりました。
20万円といえば大卒の初任給と同じ水準です。多くの人は年金として20万円を受け取れないようですね。
では10万円未満は何割なのでしょうか。