後期高齢者「年金収入220万円」の場合の負担感
では、年金としての収入が220万円だった場合、保険料と医療費一部負担割合の負担感はどうなるのでしょうか。
東京都の例でシミュレーションしてみます。
保険料は年間10万円に
東京都後期高齢者医療広域連合の「後期高齢者医療制度 保険料計算例」によると、公的年金等収入が220万円の場合、後期高齢保険料は10万700円(年額)となります。年金天引きで支払う場合、年6回に分割して支払うので約1万6000円です。
他にも介護保険料や税金が天引きされることを思うと、負担感は高いと言えます。
医療費の一部負担割合は2割に
医療費の一部負担割合が2割になる条件は、以下の通りです。
- 単身世帯:課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が200万円以上
- 複数世帯:課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が合計320万円以上)
もし単身世帯の場合、年金収入が220万円であれば、一部負担割合は2割に引き上げられたことになります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)