1. 定年退職後も60歳代は働くべきなのか

定年後に働くべきかリタイヤすべきか、悩むことも多いもの。

一昔前は悠々自適な老後生活が当たり前のイメージでしたが、最近では働く70歳代もめずらしくありません。

定年退職は企業によって60歳や65歳などさまざまですが、その後に働くことを考えている方もいるでしょう。

総務省「統計トピックス No.129 統計からみた我が国の高齢者 (2021年9月19日公表)」によると、65歳以上のうち就業している人は906万人に上ります。

出所:総務省「統計トピックス No.129 統計からみた我が国の高齢者 (2021年9月19日公表)」

推移を見れば、働くシニアが増えているのは一目瞭然ですね。実態としては、正規雇用としてフルで働く方、非正規雇用として週に数日働く方などいろいろです。

参考までに、日本労働組合総連合会の「高齢者雇用に関する調査2020」によると、60歳以上の1ヵ月の賃金平均は18万9000円でした。

もし老後に平均並みの給与が受け取れれば、生活は安泰に感じるでしょう。ここに年金も加われば、収入として安定します。

逆に言えば、もし年金の受給額見込みが少ないのであれば、働く必要性が高まるということです。