相次ぐ物価上昇で、家計が苦しいと感じている人は増えているのではないでしょうか。

しかし、日本の平均年収はここ数十年で大きく変わってはいません。年収が大きく変わらないのに、生活費が増えていけば、より負担感は増していくばかり。

では、日本の平均年収は実際にどのくらいなのでしょうか。今回は、日本の平均年収の実態について、詳しく解説していきます。

平均年収は正社員とそれ以外でどのくらい違うか

日本の平均年収について、国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」からデータを見ていきます。

正社員(正職員)、正社員(正職員)以外などについてみると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均年収は下記の通り。

  • 正社員(正職員):508万円(前年比2.6%増)
  • 正社員(正職員)以外:198万円(同12.1%増)

1/3

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

男女別にみると、正社員(正職員)は男性570万円(同3.6%増)、女性389万円(同1.4%増)。

正社員(正職員)以外は男性267万円(同17.2%増)、女性162万円(同5.9%増)となっています。

平均年収については、正社員かそれ以外か、また男女で小さくない差があることがわかります。

平均年収の内訳は?賞与はどのくらいを占めるか

次に、平均年収とその内訳を見ていきましょう。

1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均年収は443万円(男性545万円、女性302万円)です。

2/3

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

内訳をみると、平均給料・手当は377万円(男性460万円、女性262万円)で、平均賞与は67万円(男性86万円、女性41万円)です。

また、平均給料・手当に対する平均賞与の割合(賞与割合)は17.7%(男性18.6%、女性15.5%)となっています。

平均年収を年齢別に見る

次に、年齢階層別に平均年収を見ていきます。

3/3

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

男性では60歳未満までは年齢が高くなるにしたがい平均年収も高くなります。55~59歳の階層(687万円)が最も高くなっています。

一方、女性は、年齢による差は男性ほど大きくありません。

平均の実態を知り、貯蓄をしておく

今回は、日本の平均年収の実態について解説してきました。

年収は、正社員かそうでないかで大きく差があることがわかりました。また、年齢によっても平均年収は差がありますね。

日本の平均年収は今後どうなっていくかはわかりません。病気やケガなど、万が一のことがあったときのために、貯蓄をしっかりしておくことが重要です。

参考資料