結婚相手選びに年収を重視しない方がいい理由4.価値観や制度の変化の過渡期にある
女性が年収を重視しないと言い切れない一つに、出産や育児が大きく影響します。
産後に病気や不調を抱える方もいますし、ご自身やお子さんの体質や状態によっては働き方をセーブしたり、専業主婦になったりする必要性が出ることもあります。
また、体力的に仕事との両立が厳しいことも。実際に子どもを産み育ててみなければ、どうなるかわからない部分もあるでしょう。
一方で、育児をめぐる環境や制度は日々変化しています。
たとえば10月からは産後パパ育休(出生時育児休業)が施行され、男性も育休をとりやすくなりました。
筆者は第1子と第2子が4歳差ですが、1人目のときは園の送り迎えや平日の行事参加はほぼ女性だったものの、2人目では3分の1から多いときには半分ほど男性になり、たった4年間でも時代の変化を感じました。価値観や制度が急速に変わる現代では、利用しやすいサービスや制度も段々とでてきています。
また、同じく10月からパートの社会保険の適用が拡大され、2年後にはさらに拡大されます。今はパートで働く女性が多いですが、働く母親の雇用形態の割合もまた変わることも考えられるでしょう
結婚後にどのような生き方や働き方をしたいかは、人それぞれ。専業主婦が性に合っていて希望される方もいるでしょう。
一方で、育児により働き方を悩んでいる方は、男性の年収だけにこだわらず、どうやって夫婦で協力していくかを考えるほうがいいかもしれません。