結婚相手選びに年収を重視しない方がいい理由5.性格や相性はお金では買えない
結婚すれば、ひとりのパートナーと一生を過ごすことになります。
実は年収のように、目に見える部分は対策が立てやすいもの。転職や副業、資格の取得などで収入を上げたり、また生活費の見直しで支出を減らしたり、夫婦共働きで世帯年収を上げるなどの方法もあるでしょう。
一方で、性格や相性といった目に見えないものほど、実は変えられません。
周りがいくら言っても、本人が問題意識を抱えなければ、人間は変わらないもの。相性がよいかについても、努力次第でどうこうできるものではないでしょう。
人生は楽しいことも多ければ、育児、教育、お金、老後、介護、相続、お墓…など重い問題も多いものです。
夫婦で建設的な話し合いができるか、協力し合えるか、思いやりや労りの心が保てるか、信頼し合えるかなどといった、目に見えない部分は想像以上に大切でしょう。
まとめにかえて
年収を重視しないといっても、軽視して良いわけでもないでしょう。まず仕事をしているということ、またその方の頑張りが形の一部となっているわけでもあります。
ただ年収や条件ばかりを気にしてしまうと、本当に大切なその他の部分が曖昧になってしまいます。
一生をともにする相手だからこそ、その他の部分についても目を当ててみてくださいね。
参考資料
- 国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
- 厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
- 厚生労働省「産後パパ育休(出生時育児休業)が10月1日から施行されます」
宮野 茉莉子