結婚相手選びに年収を重視しない方がいい理由3.人生何が起こるか分からない

結婚相手を選ぶ際、年収を重視しないということは、つまり自分でキャリアを築き生活できるだけの年収を得ることになります。

経済的に自立していれば、万が一のことが起こってもリスクに備えることができるでしょう。

たとえば国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、「いったん結婚したら、性格の不一致くらいでわかれるべきではない」という問いに対し、18~34歳の未婚男性の54.3%、女性の38.6%が賛成と答えています。

出所:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」

つまり、女性の3人に2人ほどは性格の不一致で別れてもいいと考えていることがわかります。

一口に性格の不一致と言っても抱える問題は夫婦によってさまざまですし、モラハラや不倫、金銭問題、DVなど離婚に至る理由は多岐にわたります。

人生100年時代といわれる現代、離婚やリストラ、病気などいつ何が起こるかは誰しもわかりません。また、昔のように「家」を守るために個人の考え方や生き方、健康や安全を犠牲にする時代も終わりました。

個人が尊重される時代になり、働く年齢も伸びているからこそ、経済的な自立の方を目指した方がよいと言えるでしょう。