子どもの幼少期は「専業主婦を希望」が53%
では、「子供が幼少期で、とても手がかかる年齢でも仕事をしていたいですか?」という質問に対する回答も確認しましょう。
子どもが幼少期で手がかかる時の希望
- パート・アルバイト:21.1%
- 正社員:14.4%
- 専業主婦:53.3%
- フリーランス:11.1%
子どもが小さい時に絞ると、半数以上が専業主婦を希望しています。回答者の意見も見てみましょう。
専業主婦が理想と回答した方の意見
- 小さな子どもと関われる時期は短いので、小さいうちは専業主婦として子供にしっかり関わりたいと思います。
- 子どもが小さく手がかかる時期は限られているので、そのかわいい期間に子どもと接する時間を大事にしたいから。
- 子供が小さい内に仕事をしていると、疲れて家に帰り、家では子供に手がかかるので、自分に余裕が無くなり、子供にもイライラしてしまったり、子供に寂しい思いもさせてしまうので、専業主婦が理想だと思ったからです。
- 三歳までは保育料が高くてパートの収入の半分以上なくなる可能性があるし、熱がでたとか急に休まないといけないということが頻発すると職場に居づらいから。
専業主婦を希望する方の中には、「小さなわが子と関われる時期は短いから」という意見が目立ちました。
また、仕事との両立による疲れからイライラしてしまうことへの懸念や、保育料が高い、急に休む必要があることへの不安などの意見も見られます。
正社員として働くと回答した方の意見
- 専門的なスキルを持つ第三者によるヘルプを最大限利用して、仕事を続けるべきだと思う。育児による中断は、収入の面でもキャリアアップの面でもマイナス要素しかない。
- 仕事は生きがいだからです。
- 現在の職場には産休、育休制度があり、社員の利用実績もあるため、それを利用して働き続けるのが得策と考えているため
- 一度正社員からパート勤務になると、なかなか正社員に戻れないためです
一方で正社員を望む方は、仕事が生きがいである、育休制度を利用するなどの他、退職によりキャリアや収入への影響を懸念する声が挙がりました。
子どもや仕事に対する想いだけでなく、両立による大変さや保育料、職場の理解、再就職の難しさで迷う方が多いとわかります。