1. 65歳以上の貯蓄事情はピンキリ

最近では定年が延長される企業も増え、65歳で定年退職を迎える方も増えました。そんな65歳以上を「老後」と考えたとき、大事なのが貯蓄です。

総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」から、貯蓄の分布を確認します。

出所:総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」

2500万円以上の世帯が約3分の1を占めているものの、100万円未満の世帯が8.3%、300万円未満の世帯でも14.8%存在します。

老後2000万円問題も記憶に新しいところですが、実際には65歳以上世帯の貯蓄事情はピンキリであることが浮き彫りになりました。