皆さんは、日常、どこで買い物をされているでしょうか。

小売業、特に食品スーパーというのは極めてローカル性がある業態で、「すべての人が絶対にここでなければならない」というものが成立しにくい業態であります。

私は機関投資家として長年投資に携わってきましたが、「小売りはローカル」というのは小売産業を見るうえでは非常に重要な視点でした。

また、消費者から見ても地域各々で一番店というものがあり、値段や品質、品ぞろえで使い分けているというケースが多いのではないでしょうか。

したがって、「ここが一番の店舗だ」と言ってみたところで、各々お気に入りの小売店がある以上、絶対的な存在はないですが、今回は首都圏で非常に勢いのある小売りチェーンについてみていきたいと思います。