中学受験にはそれなりの世帯年収が必要
私立中学に通う学費だけでなく、小学校での塾代も考えると、それなりのお金がかかる中学受験。
では、年収いくらあれば中学受験が可能なのでしょうか。
文部科学省が発表した「平成30年度子供の学習費調査」によると、私立中学校に通う生徒の世帯年収の割合は以下の通りです。
- 400万円未満:3.9%
- 400万円~599万円:7.2%
- 600万円~799万円:16.8%
- 800万円~999万円:19.8%
- 1000万円~1199万円:16.8%
- 1200万円以上:35.5%
ボリュームゾーンは世帯年収1200万円以上、また半数以上が世帯年収1000万円となっています。
厚生労働省の「2021年 国民生活基礎調査の概況」によると、子どもがいる世帯の平均的な給与所得は695万1000円なので、大幅に超えていることがわかります。
中学受験が過熱化する一方で、「課金ゲーム」ともよばれる受験を切り抜けるためには、学力以外にも経済力が必要なのかもしれません。