敬老の日を迎えるに当たって総務省がまとめた2021年の高齢就業者数は18年連続で増加し、909万人と過去最多となりました。

定年の延長の広がりで高齢者が働きやすくなっていることや、公的年金だけの生活では難しいことなど、理由はさまざまでしょう。

「老後2000万円問題」が話題となってはや4年、老後資金の不安を解消するために資産形成を始めたいと思うものの、何から取りかかれば良いかわからないと思う人が多いかもしれません。

しかし、老後の資金を準備するにも、まずはベースとなる公的年金をどれくらい受け取れるかを把握しておく必要があります。

この記事では、現在公的年金を受給している人が実額いくらもらっているかを年齢別に確認していきます。

まずは公的年金の額を把握し、最後に老後資産の準備方法についても紹介しますので、自分自身の老後に照らし合わせてみましょう。

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