3. FIRE後の生活をイメージしてスキルを磨く

IT企業の人事として働いていたCさんは、50歳の誕生日を迎えてすぐに会社を退職しました。

現在、フリーランスのキャリアコンサルタントと翻訳業で週に2、3日稼働しているCさんは、「FIREの秘訣は、リタイア後の生活を具体的にイメージすること」だと言います。

「早期リタイア後は、今現在やっている仕事をしようと思っていたから、フリーランスとしてやっていく信頼を獲得するためにスキルを必死で磨いたし、資格試験の勉強もたくさんした」のだそうです。

「会社勤めで人事部の仕事をしているときにも、常に『キャリアコンサルタントだったらどうやってアドバイスするか』とか『どうやって自分の言葉を相手に響かせるか』ということを考えて仕事をしていた。FIRE後にやることが明確なら、それまでのサラリーマン人生も無駄にはならない」と話してくれました。