新型コロナウイルス感染症の影響で、ここ近年、キャンピングカーがブームとなっています。
不特定多数の人と接触せず安全なレジャーとしてキャンプが注目された事に加え、リモートワークを行う際や、サーフィンなどのアウトドアを行う拠点として、関心が高まっています。
そんなキャンピングカーの中でも、様々な会社が参入しているのが軽キャンピングカーです。
軽自動車をベースにした軽キャンピングカーは、通常のキャンピングカーよりも税金が安いだけでなく、コンパクトな車体で取り回しが良いため、狭い場所に行くこともできます。
今回は様々な軽キャンピングカーの種類を4つに分けて、それらの特徴を紹介します。
キャンピングカーとしてはマイナーなスーパーハイトワゴンタイプ
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出所:Honda公式サイト
現在、軽自動車の中でも人気車として有名なのが、軽スーパーハイトワゴンと呼ばれているタイプです。
これは従来の軽ハイトワゴンよりも屋根を高く取ることで、室内空間を広くした軽自動車のジャンル。軽乗用車並の静粛性や乗り心地を重視しつつ、室内空間を広く取ったジャンルです。
バンコンタイプに使われている軽ワンボックスバンと比較すると、乗用車をベースにしているので操縦安定性や乗り心地が高いですが、エンジンがボンネットに搭載されているため、室内空間がバンコンタイプよりも狭いという問題があります。
そのため、軽キャンピングカーではマイナーな存在となっています。
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出所:ホワイトハウスキャンパー公式サイト
軽スーパーハイトワゴンを使用したキャンピングカーで有名なのが、ホワイトハウスのN-BOX Neoです。
軽ワンボックスバンよりも狭い室内空間でも車中泊を楽しむために、独立型の折り畳み式マッドベッドを搭載。
また、市販車では採用されていない運転席回転シートを採用することで、向かい合わせで会話や食事を行うことができます。また、ポップアップルーフ搭載車なら、屋根を開けて2階にも就寝スペースが登場し、合計で4人の就寝スペースを確保されています。
軽ワンボックスバンをベースにキャンピングカー仕様にしたバンコンタイプ
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出所:VANTECH公式サイト
バンコンタイプとは、軽ワンボックスバンやワンボックスワゴンを改造した軽キャンピングカーのジャンル。
他のジャンルと比較した場合の利点は、スーパーハイトワゴンタイプよりも室内が広く、軽トラックをベースにしたキャブコンタイプと比較すると、ボディをそのままを利用して内装を製作するため、比較的低価格で購入することができます。
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出所:VANTECH公式サイト
バンコンタイプの室内は、一般的に後席を折りたたみ、後部座席と荷室に就寝するためのベッドキットやマットを装着するのが一般的です。就寝人数は2人が一般的ですが、一部には、上部にベッドを装着して、4人が就寝できるバンコンもあります。
軽トラックをベースにしたキャブコンタイプとは
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出所:フィールドライフ公式サイト
キャブコンタイプは、軽トラックをベースに荷台にアルミやFRP製の専用のボディ(シェル)を架装したタイプです。
このタイプの利点は、ボディ形状の制約があるバンコンタイプと比較して室内空間を比較的自由に製作できる所でしょう。
そのため、車体の寸法や乗車定員の変更を行う構造変更を行うことで、居住部分も座席として登録することで、4人乗車が可能にすることや、シェルのサイズを軽自動車規格から外して大きくすることで、より広い室内空間を実現したモデルもあります。
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出所:フィールドライフ公式サイト
室内に関しては、バンコンタイプよりも自由に製作できるため、各社、工夫を凝らした個性ある室内を見ることができます。その一方で、車体後部に新たにシェルを架装する必要があるため、バンコンタイプよりも高価になってしまうという欠点もあります。
荷台に居住空間を載せる方法を採用したトラキャンタイプ
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出所:MYSミスティック公式サイト
軽トラックを使用するキャンピングカーの中でも、気軽にキャンピングカーにすることができるのがトラキャンタイプです。
トラキャンタイプとは、軽トラックの荷台に居住部分のシェルを装着することができるタイプ。
利点は、普段使用している軽トラックでもキャンピングカーとして使うことができることと、居住部分の脱着を行うことができるため、シェルを外して、通常の軽トラックとして使用することが可能な所でしょう。
そのため、居住部分であるシェルを自作するユーザーが多いことでも知られています。ただし、トラキャンタイプはキャブコンタイプとは違い、居住部分のシェルは荷台に乗せた荷物という扱いになるため、移動中に居住空間に乗車することはできません。
軽キャンピングカーを購入する上で注意したい事
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出所:nannzi/写真AC
様々な企業が参入している軽キャンピングカーですが、検討する際、室内空間は一般的なキャンピングカーより小さいということを覚えておきましょう。
軽自動車の車体サイズは長さ3.4メートル以下、幅1.48メートル以下、高さ2.0メートル以下と制限されています。ベッドサイズも豪華なカプセルホテルより多少大きいサイズが殆どです。そのため実際に2人就寝すると荷物を置くのが難しいということもあります。写真だけで判断せず実際に実車を確認しましょう。
また、軽キャンピングカーのベースである軽自転車は、法律によりエンジンの排気量が660cc以下と定められています。軽キャンピングカーは、軽自動車の中では車体も大柄で重い軽ワンボックスバンや軽トラックを使い、室内にベッドなどの架装を行うため、乗用車と比較するとパワー不足を感じやすいでしょう。
コンパクトで取り回しが良く、維持費が安くて人気の軽キャンピングカーですが、車体サイズやエンジンのサイズ面などの制約があるため、どんな使い方にも合うわけではありません。最近では様々な所で軽キャンピングカーの展示会やレンタルを行っている所があるので、よく検討して購入することをお勧めします。
参考資料
松本 健多朗
