2003年に初代が登場したトヨタ・シエンタは、トヨタ製3列シートを採用したミニバンの中では一番コンパクトで、扱いやすいコンパクトミニバンとして人気です。
2022年8月に登場した3代目シエンタは、登場時から欧州車を感じさせるエクステリアで注目されています。そこで、今回は新型シエンタの特徴や、ライバル車との違いを紹介します。
シカクマルをモチーフに、ガラッとイメージを変えた新型シエンタのエクステリア
新型シエンタで注目されているのがエクステリアです。
2015年7月に登場した2代目シエンタは、トレッキングシューズをイメージしたエクステリアを採用し、コンパクトミニバンでは珍しいスポーティなエクステリアを採用したことで話題になりました。
一方で、今回登場した3代目シエンタのエクステリアは、2代目のスポーティなイメージとは一転して道具感を重視したエクステリアに変化。
シカクマルをモチーフにしたデザインは、流行の攻撃的で迫力があるデザインから離れ、2代目シエンタよりも可愛いフロントフェイスにより親しみやすいミニバンへと変化しました。
また、大型のサイドプロテクションモールや、ベージュやアーバンカーキといったアースカラーを採用することで、ルノー カングーなどの欧州で販売されているミニバンの雰囲気を持つことに成功しました。