2代目シエンタの良さを残しつつ、改良を行ったインテリア
3代目シエンタはエクステリアだけでなくインテリアも大きく変化しました。2代目シエンタのインテリアが、有機的な形状を使用した未来的なデザインでした。
3代目シエンタでは、エクステリアと同じくシカクマルをモチーフとし、薄く軽快な水平基調でファブリックを採用し、カジュアルなデザインのダッシュボードを採用しました。
また、新たにオプションで天井にサーキュレーターの取り付けることができ、後席へ冷たい空気や温かい空気を後席に送ることが可能です。
シエンタはミニバンの中でもコンパクトなモデルですが、室内空間は一般的なコンパクトカーよりも広いため、このような後席の快適性を向上させる機能が用意されているのは大きな利点と言えるでしょう。
エクステリア、インテリアとも、大きく変化した3代目シエンタですが、変化していない所もあります。
例えば、シートは2代目シエンタと同じく3列シートモデルと2列シートモデルの2種類を用意。
また、3列シートモデルは、2代目シエンタと同じく、3列目を簡単に折り畳むことができるコンパクトな形状となっています。
これは、基本的には3列目のシートは収納して、何かしらの用事があった時に3列目のシートを使うという考えで作られています。
あえて収納に拘ったシエンタの3列目シートは、初代シエンタからの利点として知られており、現行モデルでもその利点を継承しています。