2. 必要な貯蓄額は世帯によって異なる
当然ながら、必要となる貯蓄額は世帯によっても異なります。
仮に同年代の貯蓄状況より優れていたとしても、我が家にとって十分とは言い切れません。反対に、平均並みの貯蓄がなくても豊かに暮らせる世帯があるのも事実です。
必要となる貯蓄が異なる要件はさまざまですが、大きく3つに分けられるでしょう。
1つ目は収入の違い、2つ目は支出の違い、3つ目は不労所得や親からの援助など、仕事の収入以外のお金の有無です。
中でも大きいのが、支出の違いではないでしょうか。住む場所によって物価は違いますし、子どもの人数や進路によって数百万~数千万円変わります。
こうした支出を長い目で捉え、客観的に整理した貯蓄計画が個々で必要になるのです。