60歳代、70歳代ともに働く高齢者は増加へ。中でも非正規の割合が多め
まずは総務省の資料より、高齢者の就業率の推移を確認しましょう。
65歳以上全体の就業率は25.1%と、4人に1人が働く結果に。
年齢別で見ると、65~69歳は50.3%が、70歳以上でも18.1%が働いており、年々増加しています。雇用形態も見てみましょう。
- 役員を除く雇用者:517万人(57.6%)
- 自営業主・家族従業者:270万人(30.1%)
- 役員:111万人(12.4%)
「役員を除く雇用者」の内訳をみると、「パート・アルバイト」(52.2%)「派遣社員」(9.5%)と非正規が多く、正規の職員・従業員は24.1%でした。
年齢を重ねるにつれ体力や時間との兼ね合いから、非正規や自営業主などを選ぶ方も増えるでしょう。