4. 年金からも税金と保険料が天引きされる

私達が働いて得た給与からは、税金や社会保険料が天引きされています。同じように、年金からも天引きされることがあります。

天引きされるお金は次の通りです。

  • 介護保険料
  • 健康保険料(国民健康保険料、後期高齢者医療保険料)
  • 所得税
  • 住民税

税金については、一定のラインを超えない限り非課税の場合もあります。

また介護保険料は年額が18万円以上の場合年金天引きとなり、健康保険料は介護保険料が天引き対象であるなどの条件を満たす場合、年金天引きとなります。

5. 年金の振込額は年の途中で変わることがある

年金の額はいったん決定された後も一定ではなく、自身の年金加入状況の変化や、配偶者の年金受給状況等により変更が生じることもあります。

また注意したいのは、天引きされる金額が変わることにより、手取り額が変わることです。額面が変わらなくても、税金や保険料が変動すれば、振込額が変わることになります。

10月に決まる保険料もあるため、天引額には要注意です。