3. 4つの不労所得とは

老後に仕事を続けられなかった場合に備えるためには、働かなくても生きていける資産が必要になります。

老後を見すえた貯金が重要な資金だということは言うまでもありませんが、ここでは「不労所得」についてみていきましょう。

不労所得とは、働かないで得る「利子」「配当金」「家賃」「地代」などを指します。

たとえば、保有している株式から得られる配当金。国債や社債など債券から得られる利息。所有している住宅や土地を貸すことで得られる賃貸料などがあります。

これらの資産を運用するにあたり、元手が大きいほど年間で得られる不労所得も大きくなります。

年間120万円(月10万円)の不労所得を得るには、年利4%で運用できたと仮定して3000万円程の元手が必要です。

そのため、いきなり月10万円の不労所得を目指すのではなく、毎月の収入の中からコツコツ不労所得の種を買い貯めていくのが現実的な方法になるでしょう。