必須の視点2. 信託報酬が高くないか
投資信託を選ぶ際の基準の1つが、運用や管理にかかるコスト「信託報酬」です。
金融庁がつみたてNISAのために選定した指定インデックス投信の報酬には下記の決まりがあります。
- 国内資産を対象とするもの:信託報酬0.5%以下(税抜き)
- 海外資産を対象とするもの:信託報酬0.75%以下(税抜き)
インデックス投信ではベンチマークと同じ値動きを目指す運用方針のため、同じベンチマークの投信の成績はほとんど変わりません。
そこで差が出てくるのが、信託報酬などの運用のコストになります。同じベンチマークの投資信託であれば、信託報酬が安いものを選ぶといいでしょう。
「1%以下の手数料ならそこまで大差ないのでは」と思いがちですが、信託報酬は保有している間ずっとかかるものです。
リターンにも影響するため、できるだけコストが低い商品に投資をするのは基本です。ほとんど同じ投資対象で運用している場合は、信託報酬が低い方を選ぶと良いでしょう。