1.4 北海道札幌市の公示地価変動

札幌市の2022年地価公示における住宅地の変動率は前年比+9.3%、商業地は前年比+5.8%。

中心部の高級住宅街や交通の便が良いエリアで高い住宅需要があり、地価上昇が続いているようです。

そうした中心部の物件価格の上昇を受け、物件価格が抑えられるその周辺区、さらに札幌市周辺市にも需要が流れ、住宅地・商業地ともに全体的に地価上昇が見られています。

1.5 宮城県仙台市の公示地価変動

次に宮城県仙台市を見てみましょう。

仙台市の2022年地価公示における住宅地の変動率は前年比+4.4%、商業地は前年比+4.2%。仙台駅周辺や、その近隣の駅近物件で高い需要があり地価上昇が続いています。

札幌市と同様、中心部の需要過熱の影響を受けて仙台市の周辺市にも需要が流れ、郊外部でも地価が上昇しているようです。商業地においても手堅いオフィス需要から地価の上昇が見られます。

1.6 広島県広島市の公示地価変動

広島市の2022年地価公示における住宅地の変動率は前年比+1.4%、商業地は前年比+2.6%。

中心部への利便性の高いエリア、住環境に優れたエリア、郊外の大型商業施設周辺エリアなどで高い需要を示しており、地価が上昇しているようです。

後述する広島駅周辺の再開発に伴って商業地でも地価の上昇が見られ、今後の期待から需要の回復が見られています。

広島市の地価上昇の影響を受け、住宅地・商業地ともにその周辺市にも地価上昇の影響が波及しているようです。

1.7 福岡県福岡市の公示地価変動

福岡市の2022年地価公示における住宅地の変動率は前年比+6.1%、商業地は前年比+9.4%でした。中心部付近における住宅需要が強く、優良マンション用地には需要が集中し競合するほどの状況となっているようです。

特に、後述する天神地区や博多駅周辺の再開発を受けてオフィス需要やマンション需要も引き続き高く、地価上昇が続いています。

他の地方四市と同様、中心部の地価上昇と需要の高まりが強いものの、人気エリアの供給数には限度があり、かつ価格が高騰しすぎていることから、その周辺市でも需要が増え地価が上がっているようです。

ここからは地方四市それぞれの地価が上昇している理由、投資対象として注目される魅力についてより具体的に見ていきましょう。