1. 大阪府堺市の由来
堺という地名は既に平安時代からあったことが確認されているようです。堺のシンボルロードであった大小路が摂津国、和泉国、河内国の国境(くにさかい)であったことが、堺という地名の由来と言われています。
鎌倉時代、戦国時代には貿易港として発展し、明治以降も人口の増加、交通網の発達など近代化が進み、現在に至ります。
1.1 堺市の特徴
堺市は大阪府南部中央の泉北地域にあたる政令指定都市で、令和4年6月1日時点の人口は推定約81万8000人、世帯数は36万9000世帯です。
堺市は府庁所在地にある大阪市に接しており、同じく政令指定都市である神戸市や京都市からも50km圏内と近接しています。
関西国際空港と大阪を結ぶJR阪和線や南海電鉄が通り、国際海上輸送の拠点でもある堺泉北港も擁する交通利便性の高いエリアです。