高齢者世帯の所得はいくらか
では、2021年調査の高齢者世帯の所得はいくらでしょうか。
2020年の高齢者世帯の所得は332万9000円※1。2018年の312万6000円から増加しているのがわかります。
※1「2021年調査」の所得とは、2020年1月1日から12月31日までの1年間の所得のこと。
なお、2020年の「特別定額給付金」については、「所得」の一部として調査したところ未記入等の調査票がみられましたが、特段補完処理を行わず集計等の分析が行われています。
高齢者世帯の所得の内訳を見ると、年金が207万4000円、雇用者所得が58万7000円、財産所得が22万9000円、仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得が28万8000円などとなっています。
各種世帯の生活意識をみると、高齢者世帯の50.4%が生活が苦しいと答えていますが、全世帯の53.1%に比べると低くなっています。
生活意識については、2021年7月8日現在となっているため、物価高の多い今年はまた違った結果が見られるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)